2018年5月

5月21日

クロ4匹 キビレ2匹

超硬調チヌ竿の改造延べ竿

前日の風予報では、6時1m 9時1m のめったに無い無風に近い予報だ。
エレキを使って自分の思うポイントに振込みが出来る状況だろう。

最近一つのテーマを持っている。

『増えてしまった猪鼻タイ竿の見直しとチューニング』

そしていくつかの竿の中から今回選んだのはシマノの超硬調の6.3Mのタイ竿を延べ竿にしたものである。
先端は中間でカットしてグラス穂先を繋いで接着してある。
長さは更に長くなって6.5Mくらいある。
硬調竿なのに先端はフニャフニャ感が有る。
3Bオモリをつけた仕掛けを付けると穂先が完全に下を向いている。
今回は竿に合わせて仕掛けを作るのではなく、仕掛けに合わせて竿をチューニングするのである。

穂先5cmカット、竿元を一段畳んだ状態で持ち重り感を調べながら長さを決め、ビニールテープで固定した。 長さは5.9mくらいになった。

そんな竿を持って釣りスタート。
西側の陸地に近い側。
蟹が底に着く位の所を、南から北に向かって釣り進んだ。
先端は充分に敏感で手元には蟹を齧る感触まで伝わる。
小さいクロはタモ無しで抜き上げるがしっかりした反発力も有り問題なし。
久々の大き目が来たがしっかり浮かせるだけのパワーは有る。
何度も水面に姿を見せては突っ込みを繰り返した。
姿を見る度に「デカ!」と思いつつ、反発力が強い竿なのでハズレが多い事も頭に有り、タモ入れを急がず最後までテンションをかけた。

釣りは8時までの2時間でリリース分も入れると8匹。
早朝の無風の水面を、ゆっくり歩きながら釣って回ったような感覚で楽しかった。


竿の評価

・穂先は軟らかめで、喰い込みが良い。
・魚をコントロールできるパワーが有る。
・持ち重り感が少なく、長時間使えそう。
・反発力が強く、掛けた後のハズレが多いと感じた。

もともと狭い杭間の中で2kgのキビレを釣る為に選んだ竿であった。
そして、この竿で目的を達成した。
オリジナルの竿は、1.5kg以上の大物が来ると、ここまで曲がるかと思うほど、逆U字状態になって耐える。(リールを付けた状態で。)
竿元を畳んだこの改造竿では仕掛けが切れるだろう。
でなければ竿が折れると思う。
実はこの竿の新品が1本有る。
でも使う事は無いような気がする。
なぜならもう2kgのキビレを追わないから・・・。

8時以後はフジツボを取って深場を回るがアタリは一つでした。
猪鼻は全般にアタリが少なく、魚も小さい状況のようです。

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