2019年5月

戻る
5月30日

クロ 2匹 キビレ2匹

浅場のキビレ

早朝6時頃は風速1m の天気予報に惹かれてタイ釣りに出る。

猪鼻西側の奥の方から陸地側を南に向かって流す。

途中底で蟹を齧るような感触が2〜3回出たが、いつものタイミングでアワセを入れても掛らない。
静かな早朝だから用心深いのは確かだが、なんとなく食い気も渋い感じだ。

そこから先はまったくアタリが無くなった。
のんびりと船は進められるのでそのまま南に進めたが、さすがに気配の無さに飽きた。
アタリの出たあたりへ戻る。

広めの水面で西から北へ向かっていくとやはり底でアタリが出る。
クロが1匹釣れてとりあえず良かった。
少し間をおいて、クロ。
あまり引きは強くなかったが44cm有る。産卵後か痩せている。

2〜3個蟹を取られて後、キビレを釣り上げる。

東側へ行ってみるかと船を迂回させていると、陸地側にポツンと鉄杭が見えた。
いつもは興味を示さないが、なんとなく・・・。

魚探では2mを切った深さだ。
エレキでそっと近付くが側により過ぎた。
振り込みも思ったところへ行かず 「失敗した。」 と思ったが、そのままギュンと引き込んで正面へ突っ走った。
竿は伸され気味で、「あ〜、切れるか」と思ったが持ちこたえた。
竿は斜めに立てたまま、竿とラインを通しての綱引き状態の力勝負。
ポツンと杭が有る以外何も無い。
逃げ込むところも無いのか、正面へ引っ張る。
「切れるかも・・・」と思いつつ、こちらも堪える。
どうにか弱ったところで竿を立てて引き寄せた。

41cm良い魚体のキビレだった。

やられて、やられて、やられて・・・大型キビレを追っかけまわしてたあの頃を思い出した。