2007年8月

8月4日

クロ 34cm〜30cm 4匹 キビレ 32cm

猪鼻の魚は浅場へ散開

先週は驚くほど水が澄み、アタリは出なかった。そして「ボ」。しかし潮が動き出して濁りが少し入った帰り際、浅場でアタリ。底でカニを齧る感触が伝わってくる、大きめだ。喰われてしまった後、もう一度大きめのカニを付けて同じ場所へ。今度は竿先をゆっくりと持っていった。(底を這って行った)。思い切り合わせると、ガツンと手ごたえあり走った。凄い引きだった。いったん竿を起こしたがもう一度キョーレツに走る。ギューンと絞り込んだ後フッと力が抜けて・・・ヤラレ。鈎結び目から切れる力負け。こんな話をいくらしたところで・・・。敗者、弁を語らずだろう・・・が、熱くなってしまった。

今日は、力負けしないような準備で浅場を回る。浅い位置で小さなアタリが出る。頻繁に出る。チンタかな?クロかな?喰いこまない。無視してキビレ狙い。アタリが出ない。浅場、浅場へ。離れ杭で途中止まった餌がゆっくりと入っていった。目いっぱい振り上げると合わせ切れ!。自分の下手さに言う事無し。竿を変えて気分転換することにした。小さめのカニを選んで浅い位置狙いでゆっくりと落としていく。軽いアタリで予想より大きいクロが掛った。24cmのチンタもカニに来る。皮肉なことに竿を変えてからキビレのアタリも出て大き目はヤラレ。先週と同じでギューン。プツン。3号ナイロン道糸が切れていた(擦り傷なし)。今日も力負け。今年も猪鼻パワーキビレは健在だ。
8月5日

キビレ42cm(1.32kg) 34cm〜30cm3匹
クロ 34cm〜30cm 4匹 チンタ2匹

今日もキビレに負ける。

今日も出かける。早朝釣は止め。ゆっくり寝れてハードな釣の割には体調が良い。道糸と仕掛けを変えた。やられる度に見えてくる事もある。今日は三ケ日の花火で鵺代、三中は入れないが、どこでもアタリは出そうな気がしていた。仕掛けが利いて、硬い竿にもかかわらず22cmチンタから42cmキビレまで一本の竿で釣ることが出来た。今日もギューン。プツンが1発。竿をのされました。ハズレ、巻かれ、アタリを逃す(掛けられず)は自分の下手さによるもので諦めているが、少なくともキビレよりは力がある(非力では有るが)自分がやられているのは、知恵比べで負けているからだ。(笑)上げられないから夢があるのだけれど・・・。大きめキビレに絞った結果が皮肉なことに今年一番の釣果だった。
本日釣ったチンタ
小さめカニで来ました。

クロ 22cmと24cm 
キビレの新子 12cm
(自分の顔よりでかいカニに喰いつこうとしたのか引っかかって上がってきました)
キビレ 42cm

同じ鈎、餌で釣れたところが面白い。
8月11日

クロ 32cm 30cm 28cm 23cm

キビレ狙いでクロ?


今日から夏休み。早朝から当たり前のように出かける。ここ2週ほど大型キビレと思われるヤラレが出ているリステルへ。釣り始めてまもなくアタリ、30cmクラスのクロが上がってきた。早めに一匹釣れ、リラックス状態。良い感じで攻めて行く。大型キビレのアタリが出るはず。・・・が出ない。出るはず。・・・来ない。そのうち船が何隻か。どうやらチンタとクロの釣り場になっているらしい。1週間経っているしキビレも移動した感じ。チャンスを逃したようだ。またキビレ探しからのスタートか・・・。三中へ。誰もいない。エレキ、外ラインでハズレ一つ。反対へ回って一つ掛けた。広い場所で散々泳がせて浮いた35cmクラスキビレもハズレ。帰りにリステル北側でクロとチンタ。4号ハリスに固めの竿で合計クロ3つ。それなりの釣果だがキビレを見失った気持ちのほうが強かった。
8月12日

キビレ 47cm(2.02kg) クロ 35cm

幸運の2kg (自己記録更新)

大型キビレの居所探しを開始する。アタリを出す為に2.5号ハリスを長めにして、竿先も軟らかい物にした。(効果のほどは?・・・気分的なものも有りますので)。まずは三中へ。今日も誰もいない。エレキをセットして沖側ラインを南から。中間でアタリ、掛けたがリールのロック忘れで糸がズルズルと出て行くハズレ。初っ端から最低の釣り(笑)。陸側へ回ってアタリ無し。気配は無いと見て対面鵺代側へ。中間へ入る。この時期からのポイントだがアタリは出なかった。南へ移動。2投目で明確なアタリ。掛けた!こちらへ向かって走った。竿を立てる。コントロール出来てるつもりがヤラレ。巻かれた跡がハリスに有った。 「40オーバだろう。」・・・「居た。」

竿を見上げる。多分この竿ではやられると感じた。竿を替える。6.3m超硬調竿、ナイロン3.5号道糸、PE3号2mに4号ハリス50cm、チヌ鈎6号、3Bのガン玉を付けてカニの腹掛け。アタリがでたら両手で目いっぱい振り上げる。

再スタート。すぐ先でアタリ、そこそこ動いたが、ほぼロック状態で上がってきたのはクロ35cm。先へ。底近くでアタリ。竿先を下げて負荷を落とす。底でもう一度アタリ。両手で振り上げるとグンと来て正面へ走った。竿を立てる。もう一度正面へ走るが堪えた。ダメと思ったのか向きを変え手前に走ったので、もう一度竿を真上に立てる。今度は左へ走った。反射的に竿を右に倒した。竿は完全に曲がっているが更に引きずり込もうとしている。強烈だ。「バキッ!」と大きな音がした。「折れた!」 それでもまだ引っ張っている。竿がどんな状態かは分からなかった。そしてついに力尽きたのか、竿に引きずられて寄ってきた。折れて棒のようになった竿でどういう風に取り込むか迷った。竿は寝かせて道糸を手で確保したがまだ引いている。強引にやると外れるだろう。船べりから出した手の下位で浮いているがまだ下へ行こうとしている。左手でキープして右手でタモの首下を持ちそっとすくい上げた。

これで釣りは終了。仕掛けを切り離し道糸をリールに巻き込んでいると、デコボコしたところが有る。よく見ると15cmくらいナイロン糸が規則的な形で縮れ麺状態になっている。???。竿を見て解った。鯛竿だから2番に3つのUガイドが有る。竿先から見て、2番目と3番目のUガイドの間で真っ二つに折れている。折れた瞬間6.3mの竿は5mくらいの竿になり先端となったUガイドにナイロン道糸は食い込み更にキビレに15cm程引きずり込まれたのだろう。その跡だ。延竿なら折れた瞬間にキビレと共にグッバイだったのだろう。
8月14日

クロ 39cm〜32cm 5匹 キビレ32cm 

この竿でクロ?

記録更新後、次の釣が難しくなってしまった。『これなら』と思っていた竿が折られたこと、そしてその竿がしばらく使えないこと。いつの間にか増えてしまったタイ用の長竿も前回のキビレでは・・・。浮かせられ無いだろう、折られるかも知れないと思っていれば、上げられるはずも無い。選んだのは5.3mの3号磯竿、ゴボウの様な竿だ。7:00スタート西側尾奈へ。アタリはすぐ有った。2Mくらいからスッと引き込むアタリ、早速クロが上がってきた。その後も同じようなアタリが出てその場所だけで粒ぞろいの良く肥えたクロが5枚。時間も2時間くらいだろうか。上出来だ。キビレのアタリは出なかったがこの竿でも釣れた事が最大の収穫だった。
(写真キビレは同行者が釣ったものです)
8月16日

クロ 32cm

やはりこの竿

前回の良いイメージを頭に貼り付けたまま、同じ場所へ。アタリは無い。出せて無いのかもしれない。前回が異常だったのだろう。この竿と、4号ハリスでの釣りは難しいだろう。ひたすら落とし込み。暑い。重い。長さも少し足りない。繊細なようで無神経な大型キビレがガジリとやってくれること期待の釣りだ。途中で参加賞のクロ1枚。それでもキビレのアタリと思うものが3つ。これから毎回こんな釣りになるのだろう。覚悟は・・・しています。(笑)今日は久しぶりにYさんと出合った。爽やかなクロダイ釣師だ。東急へ回ってKOMAさん探し。見つけた!すばらしい釣果と手作り竿(芸術品)を見せてもらって今日は終了。そういえば途中で出合った釣の上手そうな二人組、カニを少し分けてあげたが大物、出たのだろうか。周りは名人ばかりだ。
8月18日

キビレ 38.5cm 36cm 32cm

夕方から夜釣りへ


石原さんにお願いをして約束をしていた夜釣りの日。少し早く出て、夕方の釣をやることにした。3:30スタートでまずはリステルへ。もうこの時期ポイントは迷わない。時間の範囲内で優先順位をつけて釣りをするだけだ。キビレ狙いでほぼ西側のみ。風もややあり、適度に波だっていい雰囲気だ。2時間でキビレ3匹。喰い込み、柔軟性、パワー、昨日修理した改造延竿の良さを再認識した釣りだった。1時間の休憩後、石原さんと出発。ポイントは昼間と変わらないとのこと。風がかなり強い。釣ずらい。リステルへ移動する。石原さんが新セイゴを釣り上げる。「石原名人、新セイゴをそっとリリース」などと冗談を言っていると、自分の竿にもパシャパシャと新セイゴ。おまけに外れる。『新セイゴのバラシ』で大笑い。その後、石原さんがクロを2枚釣り上げるが、やり取りを見ていると、目で確認できない分だけ昼間より難しいだろう。やっぱり上手。質問には的確な答えが即返ってくる。まさに『先生』との楽しい1時間半でした。
8月26日

キビレ42cm(1.42kg) 
はなぞの計量

猪鼻キビレ終盤へ

昨日も猪鼻でキビレの追っかけ。長くても後3週間だろう。キビレが消えて、クロも続いて猪鼻から出て行く。最後に大型がハッキリと見えてくる時期だろう。連荘の居場所探し。昨日いたところに今日はいない。どこかへ集結するだろうか?2日で1匹だけ、厳しい。が・・・もうワンチャンス・・・有る。