2009年6月

6月6日

キビレ 3匹 セイゴ 40cm 1匹

小雨の釣り

今週は、今日しか行けないので選択肢は無し。
雨支度で出発。KAWAさんに頂いたかんこのカラスは持たなかった。(・・・やっぱり)

東急中央へ。船が見当たらない。列半分やって見て、アタリ無し。すぐ切り上げて、南へ船を走らせていくとゴムボの皆さんを確認。皆さんと挨拶。アタリが少ないとの事。カニではなおさらかもと、西側のキビレ狙いに変更。

浅場ポイントで外からしっかり掛けたが、2度目の引き込みで仕掛けから切れた。アタリ優先で仕掛けを変えていた。硬い竿なのでどうかと思っていたが予感的中だった。

尾奈、陸ラインを流して目測38cmのキビレ2枚。その後、同サイズを追加。三中へ移動して、ストローを使って試す。アタリは一つのみで、なんとセイゴ。

三中は引きに入り、赤茶けて濁っていたが、魚の気配はまったく無かった。北側は、独特の雰囲気を感じる。多分8月〜9月にかけて、この辺りで大型キビレを追っかけまわしているだろう。(笑)
6月14日

クロ3匹

ストローでのクロ釣りは?

東急へ入るとガラガラ状態。ひょっとすると皆さん気賀方面かな?と思いながら南のバラ杭へ。東西に向かって、方向性はあるものの自由気ままに突き出たような杭がバラバラと有る。斜めに突き出た杭や、隠れ杭も多い。見るからに魅力的なポイントである。

何か、少し本数が減ったかな?まあ、自分の頭と同じ運命だろう。(笑)

今日は風が無いので、エレキで快適な操船だった。エサはストロー虫である。ここ数回、意図的に使っている。カラスが無い時や、風が強く落としにくい時に、クロを狙う為にはカニより、良いのではないかと考えての事である。

中間あたりで落ちていく途中に、キューと引き込んだ。そのまま外に出した。2〜3回引き込んで浮いた。手の平より一回り大きい小型クロ。群になった最後のバラ杭から少し離れたところに孤立杭が1本。そっと近づいて、ゆっくり落とす。竿先近くまでラインが入ったところで、こいつもキューと引き込んだ。上がってきたのは先ほどと同サイズ。この釣の楽しさを凝縮したような釣りで、思わず笑いがこぼれる。

隣の組杭は先客がいて、北側のみ試す。前アタリ、ちょっと待って引き込むところを掛けたがそのまま中へ持っていかれ、擦り切られた。ここは大き目がいる気配。

次は気になっていた浅場へ。ここは気配なし。ついでに、今年から船に常備しているコンパクトルアーロッドでミノーを投げてみる。10回程度投げてアタリ無し。魚は居ないと断言して終了。・・・笑。

中央部に入って、中間でクロ。先程と同サイズ。船に放り込んだところへ石原さんが見えた。46cmのもっこりしたクロを見せて貰った。「おーっ。」他にも40オーバー。さて、自分も石原さんも9時前の早仕舞いで終了。フランセで待ち合わせを約束して、石原さんと別れた。

○ 余談 (ストロー虫)

このHPを読んでくれている知人から「ストローって何ですか?」「藁(わら)で釣れるんですか?」と質問された。一瞬この人の教養を感じたが、私の回答はおおむね次のようだったと思う。「ジュースを飲むストローより一回り太く、透明なストローにミミズのようなやつが伸びきった状態で収まって売られている。」(笑)
もう少し、知的な説明をしたかったが、ゴカイやジャ虫を、品良く説明する事自体、無理が有るようにも思う。(笑)

釣りの前日に購入して家に持ち帰る。海水にストローの片側だけを浸した状態で、ポリ袋に入れてくれるのである。暑過ぎず、冷た過ぎず、常温での保管が原則である。朝早く持って出る予定で、玄関の下駄箱の上に置いた。それも下を海水に浸けて10本並べて立ててである。あまりにも整然として置いてあり、動かないので誰も気づかなかった。気づいてじっと見たら、きっと一騒ぎ(笑)。

釣りの話に戻るが、ここのところのストローのテストで感じたことは、次のような事である。

・カニや、カラスと比較すると魚を掛け易い。
・底へ落としてのキビレ狙い。浅い位置でのクロ狙い。大きさを問わずどちらも有効である。
・カニでは来ない、小型サイズも良く釣れる。
・セイゴが釣れる。
・エサの保管が楽である。

カニやカラスに負けないエサだと思った。欠点としては、小魚が多くなると、エサがあっという間に無くなる可能性が有る。しかし、カニやカラスが手に入らない時は迷わず使える。

帰りのフランセの釣り談義で、「青ジャムシで大型クロは釣れるか?」との話が出た。次回挑戦してみたい。
6月21日

クロ 35cm 25cm

キビレの居所わからず。

昼頃から雨が止み、風も出ない予報がほぼ当り、雨具なしで昼スタート。

今日は西側でのキビレ狙い。陸側や外ライン、沖側も含めて、何箇所か狙う。カニは大きめで、30以下はこないと思う。2時間近くやってアタリは一つ。それも自分の思っているアタリとは明らかに違った。我慢の限界で大崎へ向かった。

思ったより水が澄んでいた。とりあえず、飛び切り小さいカニを選んで落として行った。底でアタリ25cmのクロが上がって来た。その後もやや小さ目カニを選んで釣りを進めた。いきなり引き込んで3M以上、上で擦り切れた。大きいのが居るなと感じた。アタリが猪鼻と違う。カツンと来たあたりで、カニは足だけ残って喰われた。3号ハリスでガン玉も大きい。でも来る。最近のクロ釣りでは、細かいところにこだわって来たが「来るときは来る」で有った。取りこぼししつつも、35cmが釣れて、今夜の食材が手に入り、猪鼻へ戻ることにした。この仕掛けとエサでクロが来るのだから、キビレが居れば来る筈と思えて、迷いが消えた。

エレキは取り外し、西側の南をやって、距離の離れた北側も・・・。ピクリともしなかった。

ここ2年程、キビレしかいなかった猪鼻は変ってしまい、今年もキビレの活性が感じられないまま7月に入って行きそうである。追いかけ続けていれば、どこかで猪鼻のビッグワン(キビレ)と出会えるのではないかとの思いが・・・。
6月27日

キビレ 42cm〜32cm 4匹 クロ 29cm

本格的なキビレのアタリ

カニといい勝負をしていて 『どこで合わせて良いか』 迷うような、猪鼻の不景気なアタリに、戸惑い気味で有ったが、先週の大崎のアタリでやっと 「これでなくては」 と気合も入った。猪鼻は見限って大崎へ。

朝靄の中、岸側よりで船を進めた。近くまで来ているはずだが、靄の為、場所がはっきりしない。目的の場所が突然現れた。まあ、遠くは見えないが、釣りに支障がある程ではない。しかしめずらしい。あまり記憶に無い状況だ。

初めてすぐに小型のキビレ。その先で、落ちていく途中で横へ流れるようなラインの動きで小型のクロ1枚。

キンスイへ移動。ここでは外ラインを遠目から狙った。アタリは、最盛期のアタリでギューと持って行き竿を立てれば掛かる。掛かると引きも強い。硬調系の竿は魚が掛かると魚のパワーが手元に直接伝わってくるので面白い。(優雅とは言いがたい釣りですが・・・。)

舘山寺へ入るが組杭はアタリなし。他船も居てここで早々の引き上げとした。

今日は自分のやりたかった釣りに近い感じで、納得の釣り。


○ 余談 (キビレの味噌汁)

最近、キビレやクロの味噌汁を良く作るようになった。冬場なら鍋物と言うところだろうが、さすがにこの時期、鍋物は・・・で、味噌汁である。

魚は3枚におろして骨は一切残さないように鍋物風の大きさに切り分ける、酢水に少しの塩を加えた水できれいに洗う。ぬめりが取れてとても良い素材となります。シイタケと切り身を入れていつもより濃い目の味噌汁を作ります。最後にみりんを加えてこくを出します。

キビレ、クロ、どちらも美味しいのですが、味付けそのものを変えてしまわないキビレの方が個人的には好きです。

汁椀に盛って、ちょっとこだわりの七味をふりかけます。具だけをあてに、冷酒を一杯。