8月1日

クロ　44ｃｍ～28ｃｍ　3匹

絶妙のタイミング

前日マリーナから、「猪鼻はタイのアタリが無くて、大崎でセイゴ」との情報を頂いた。MARUさんのHPにも弓角釣果が載っていた。明日はセイゴでしょう・・・と準備に取り掛かった。エレキは置いていく・・・と。

早朝、猪鼻に着くと風が無いので、タイ釣りからスタート。
オールを漕いで西側浅場を試す。浅い位置で横に持って行くアタリが出て、カニの足だけが齧られた。またすぐに同じようなアタリ。チンタがつついている様子。
時間が無いので次へ。

先週アタリの出たプラザ前へ。まったく気配が無い。少し戻って、尾奈北側の陸ラインを試す。クロ28ｃｍが来た。そのまま南へ向かって陸側を順番に。
群の一番端まで行ってアタリが無かったので、試しに一本内側へ落としたらアタリ。中へ持ち込まれた。寝かせ気味に突き出した竿の竿先が曲がってこちらへ向いている。その竿先が横杭をくぐって、杭の下に当っている。当った場所を支点に竿先は上方向にも曲がっている。「あ～竿が折れる。」と思ったが下手に動かすともっと危ない。魚が引くたびに竿先は擦りながら変な格好に変化。引きが弱くなったところで徐々に外へ引き出すが、また持って行った。我慢。引きの止まったところでどうにか、竿先を擦りながら外へ引き出した。
竿は折りたくないが、魚も欲しいと言う強欲精神で勝利。（笑）。よく肥えた大き目クロだった。いつもと違う意味のスリルが有りました。

「良し今日はついている。」と猪鼻から礫方面へ流し釣りに。魚探に反応が無い。当然のようにアタリも無い。ゆっくりと礫を回って大崎へ。魚探に反応が出だしたがやはり掛からない。そのまま都築まで出たところで雨が来た。本降りになるかも知れないと判断して、気配なしのまま終了。途中、結構な雨と思ったが瀬戸まで来たら止んだ。一旦片付けをして東急でタイ釣りを・・・。

南側から入ったが、大きめカニでアタリが出た。広い水面へ引き出してやや大きめクロを確認。タモを入れようと手に持つと、網の部分が2つ折状態。「何ィ～」と思っって見ると、柄に取り付ける部分のねじが緩んで外れかけている。右手は竿。左手だけで、ねじを締めこんで行くが、もたもた状態。半分くらいねじ込んだところで、いけるかと思ったが、魚は広い水面で引きも弱まっているので、最後まで締めこんだ。タモを伸ばして魚の下まで持っていったところで、魚が外れた。慌ててタモを跳ね上げたが、入っていなかった。
何か、外れくじでも引いた気分。
しかし、こう言うのを　『絶妙なタイミング』　と言うのだろうなと感心した。まぁ、絶妙なタイミングでやられたのはこちらの方なんだが・・・。（笑）

気を入れなおして、狙い通りの釣りでクロ1匹。良い感じで再スタートを切ったところで雨。迷っていたが、雷鳴と竿へバチッと静電気。帯電しているようだ。6.3Mの避雷針を持っているようなもんだし、クロ焦げはしゃれにならん。終了。マリーナへ着いたら本降りになった。びしょぬれの撤退だったが、自然が相手の遊びだから・・・。今日も一日楽しんだと言うことで。

8月休暇中

例年なら、1週間の夏季休暇は、釣り三昧と決まっているが、今年は釣りから離れて過ごした。台風と地震も有って、お盆に突入と言うことで、最終日を除くと実質、午前中の釣りが1回、午後の釣りが1回と、のんびりした休暇になってしまった。2日間の釣りは、今年初の弓角釣果でセイゴ2匹を釣るが、予測もしない雨に見舞われて引き上げ。そのまま、猪鼻のタイ釣りに・・・。クロの30ｃｍクラスが主体で2日で5匹。そして40ｃｍキビレが1枚。パワフルで抱卵した落ち前のキビレにやっと出会えた感じだった。

8月16日

キビレ　43ｃｍ　クロ　31ｃｍ×2匹

終盤のキビレ釣りへ

やっと、猪鼻で落ち前のキビレに出会えた。ここのところ使っていなかった超硬調竿に、伸びの有るナイロン道糸、ハリスは4号。鉤は6号で有る。ハリスを4号にしているのは、竿が硬いため、強烈な衝撃を与えると仕掛けの結び目（サルカン）でハリスが切れるからで有る。竿が折れる可能性が有るが、大型が掛かっての勝負ならしょうがないと思っている。（ハリスの太さにあきれる人が多いです・・・）

西側（プラザ前）で早朝からアタリが出た。でかいカニを選んで落としていくが、30ｃｍのクロは活発に喰ってくる。チビと思われるアタリも多いが、やはり喰いきれないようで、勢い良く引き込む割に鉤掛りしない。つついているだけと思っているから、あまり苦にもならないが・・・。

杭間で掛かって前に走った。竿は正面に向けて45度くらいの角度で止めた。強引に竿を立る。右に左に動き回るが、一定の範囲以上は止められる状態。長さは43ｃｍだったが、厚みも幅も十分有って、抱卵しているパワフルキビレだった。どうやら、昨年よりは、落ちキビレと勝負できそうな感じだ。

今が一番美味しい時期の大きめキビレ。持ち帰り、フランセ風のソテーにして食べたが、切り身の厚さが厚く、どっしりとした貫禄のソテーに仕上がった。

8月23日　

キビレ　39ｃｍ　35ｃｍ　32cm　クロ　29ｃｍ

点々（転々）とキビレ

いつものことだが、前日に、自分のHPからリンクされている猪鼻の天気と潮を見ながら、漠然と予定を立てる。キビレ狙い・・・この部分での迷いは無い。弓ヅノでのサバも、ちょっとだけ惹かれるが両方こなせるほど器用でもないし・・・。しばらくは、最終のキビレ釣りと。

西側での釣りになるだろう。風は出て、早朝からウェークボードの波・・・。多分エレキでの外狙いは負担と判断して、竿1本、タモ、大型クーラBOXに氷と飲み物、仕掛けも放り込んで、一回で持ち運びができるようにして、出かけることにする。

朝、予定より寝過ごしてマリーナ出発は7時少し前。最近、紫外線を目に受けると、色が黒くなると知って、いまさらながらだがサングラスをしている。帽子も三角の編み笠に替えた。（陽射し避け、視界、風通し等の点で優れものだと思う）服装も、速乾Tシャツに風通しの良い、ゆったりしたズボンと長袖シャツである。雰囲気は、年季の入った、地元の爺様に後一歩、と言うところまで来ていそうな気がする。（笑）

プラザ前の南へ。アタリ無し。中央へ。ここもアタリ無し。う～ん「渋い」。船はぜんぜん見当たらない。今日は、以前大きめのキビレがよく掛かったポイントを探っていくつもりだった。さらに北へとの思いもあったが、これだけアタリが出なければ鵺代は無理かと感じて、反対の尾奈へ。何年か前に、毎回掛けては、上げきれないでやられていた大きき目ポイントへ行くが、形も変ってアタリも無い。ほとんど追憶（笑）。以前のようにキビレが入ってくれば、このポイントも復活なのだろうが・・・。

石原さんが見えた。今日、猪鼻でお会いしましょうと約束していたが、うまく出会えた。同じ出発時間でもう2匹釣ったとの事。淡々と良い雰囲気で話をしてもらえる。石原さんは東急深場へ、自分は思い出しながら昔のポイントで釣りを続ける。西から入り、東の出口（隣の列）でアタリ、うまく掛かって35ｃｍキビレ。とりあえず、今日の目標達成。ここで尾奈に見切りをつけて、津々崎へ。

津々崎は船が入っていた。多分小型の数釣りだと思う。そのまま素通りで東急へ。

東急では、単発的なキビレの思い出は有るが、ここがポイントとの記憶は無い。春先に狙う辺りへ。最初の列の中央より陸側でアタリ。風で船が押される中、船を押し戻しながら釣り上げた。「40ｃｍちょっと無いかな？」と思ったが、後で図ると目測ぴったりの39ｃｍだった（笑）。鉤がカンヌキにしっかり食い込んで外れない。指を突っ込んで強引に外していたら、ガブリとやられた。擦り傷程度だが、血は出た(T^T)。やっぱり手抜きはいけません。

石原さんと再び出会い情報交換。時間は10時。すでに5～6匹釣ったので終了との事。キビレ1枚で他はクロとの事。自分はもう1時間ほどやると言うことで別れた。

隣の列に入って始めると、急に風が強くなった。石原さんと共に、運は去って行ったかと思ったが、その列でクロ1匹。もう無理と判断してマリーナへ戻る。帰り道のリステル横で試してみる。風は何ぼかましだ。強く吹いている間は、竿を立てて待ち、風が息をついたところで落としていく。出口近くで32ｃｍのキビレ。ここにいると言う感じではないが、キビレが釣れて満足の終了となった。

キャラバン隊さん曰く、脂が乗っていると言うわけではないが、この時期のキビレは旨味が有ると言う。
キビレはクロの下に居る、との考えで、今日は、上のほうを素通りでの釣り。偶然かもしれないが、キビレとクロの数は逆転だった。

8月30日

キビレ　40cm　37cm　33cm　30ｃｍ
クロ　　38ｃｍ　26ｃｍ

尾奈でキビレの気配

前回と同じく、プラザ前の南からスタート。最初のアタリで掛けてクロ38ｃｍ。良い感じのスタートとなった。その先出口で引き込んだアタリを掛けたが外れた。多分クロ。鵺代中央部の様子を見ることにした。

沖側から陸側へ。やはり陸側付近でアタリ。浅いせいもあってアタリは底に近いところで出る。（落とし込みの速度が速いせいもあると思う）。ハズレとヤラレが１つずつ。キビレのような気がする。北側を探ってみたかったがすでに2隻ほど船が居た。多分魚の気配が有るのだろう。東急の様子を見ることにした。

東急南側端へ（バラの北側）。珍しく船は居なかった。深い底を探ってみる。蟹を底まで落として待つ。キビレが居れば来る筈と思っている。けれどアタリは出なかった。浅場へ。緑色の濁りだが、澄んではいない。2箇所やって気配なし。中央へ移動して、先週キビレを釣った場所でやはりキビレを掛けた。引きに入った東急は風もそう強くなく、良い雰囲気だと思った。上層でクロが釣れるのではと思えた。なんとなく次回の釣りのヒントを得たような感じで西側へ戻る。

朝一番で釣れた場所の近くで小型クロ。引き抜いて船へ。尾奈側に石原さんの船を確認して移動。情報交換をして頂く。キビレの気配ありとの事。ここで釣りをすることにした。11時の終了までにキビレ3匹が釣れた。昨年と違い、確かにキビレは入っている。