2010年5月

5月3日

キビレ 40cm 1.07kg

5月の初物

今年は、やっと重い腰を上げた感じのスタートとなった。例年の4月スタートへのこだわりも無いまま4月は過ぎてしまった感じ。

どうせなら、今日釣り上げたいとの思いで、餌は弁天じゃ虫にした。スタートは10時過ぎの気負いなし(気合なしと言うべきかな)。

もう風が出だしている。ちょっと釣りずらそうだがまぁ、問題は無いくらい。東急へ向かう。船底塗装を済ませた船は滑るように快適に走る。中央北寄りへ入る。水は澄んでいた。アタリは出ない。

更に北へ。

スタートから1時間くらい経ったところで、竿に重みが乗った。虫餌なので少し送る。もう一度竿先がクウーっと入ったところで合わせると掛かった。何回かの突っ込みを繰り返し、そこそこの大きさのキビレが浮いてきた。タモに入れ船に取り込み「ヤッター!」。初物ゲットにご機嫌と言うところだろう。安堵感も。

東急と三中でアタリが出たものの、その後は掛けられず3時間の釣り修了となった。

初アタリで釣り上げられて、幸運だったが、5月まで待ったのだから、4月に釣り上げた人の努力にはほど遠いだろう。こだわり人が、こだわりなさ過ぎ。少し反省も有る。
5月9日

キビレ 40cm 〜 32cm 5匹

青じゃ虫でも釣果

ちょっと肌寒さを感じながらスタート。時間は6時半。

三中へ着く。風は? ほぼ北風で西にもかかっていたので沖側へ(西側)回る。西風の微速を利用して落としていく。北風は3mくらいか・・・。適度に波立って早朝としてはアタリが出やすそうに感じたがアタリは出なかった。ここは北風もろで、やはり釣り辛い。早々に移動することに。

今日の濁りはそこそこか。東急へ向かう途中の津々崎に寄る。2m程度の浅場である。居るはずと思った。餌は蟹で底に着けてから来るだろうと思った。予測が当たった感じ。底に着いてから、テンションがかかったまま1m程引き込んだ。(実際は咥えて底を移動している)掛かって横走り。隣の列で掛けているから横グイくぐってその隣へ。竿は寝かせて立てる。パワーキビレなら更に走って一発で切れるだろう。でも何とかコントロールできて、今日の1匹目を無事取り込んだ。狙ったように釣れた釣りで思わずニヤリ。


東急北側へ入る。風は収まってきている。のんびりと深場を探る。アタリは一列一つくらいのペース。ここは、真上に竿を立てての上下のやり取り。安心感の有る釣りかな。キビレ1匹追加。

今日の課題、『青じゃ虫で釣る』にトライする。
太目の青じゃ虫を1匹掛け。スタート。
のんびりと落としていくと。いきなりギューンと景気良く入った。・・・がヤラレ。1mのハリスの上の方で擦り切れていた。
「このアタリは!」ちょっと驚いて、期待もこめつつ続けていくが、当たり方は底の方でゆっくりテンションが掛かったままの状態になるアタリ。喰わせる為にちょっと間をおいてから合わせを入れた。同じような感じで3匹。動作の鈍い自分に向いた釣り?結果は、どこでも手に入れやすい万能青じゃ虫は、ここでも活躍しました。

今日はいつもより釣果がよい。濁りも有ったけどアタリ数から見て効率よく釣れた感じ。多分適度に柔らかい竿を使っていることが好結果に・・・。


10時半修了。
5月16日

キビレ 37cm 35cm

アタリ3つの修行僧

家を出るときはテンション低め。・・・が、気賀の辺りまで来ると目が覚めて俄然気力が湧いて来た。浜名湖はベタ凪状態で絶好のコンディション。しかし気合が入りすぎて、良い結果になったことが無いので、ちょっとリラックスと肩の力を抜いて猪鼻へ向かう。

6時出発で、まず浮き棚へ。カラスを探す。見つかりません。すんなりあきらめて、蟹&青じゃ虫で行くことにした。

昨日のMARUさんのHP情報では東急でクロ。

青じゃ虫をつけて東急の南寄りから始めた。
クロが来なくてもキビレは来るだろう。しかし、そんな思いも通じない音沙汰なし。何で・・・?。

では・・・と、得意の東急北よりへ。ここのポイントも反応なし。1時間半アタリ無しでついに諦め、三中へ。

途中寄り道で津々崎浅場へ。蟹をつけての底釣りのキビレ狙い。・・・がここもアタリが無い。我慢の最後の杭でギュッと入った。竿を立てたが力強い引きでギュンギュンと引き込む。そしてプツン。仕掛けの下の方で切れていた。まだシーズン初めの方なので仕掛けは細い、擦り切れたのだろうが、もう少し太ければ何とかなったかも・・・。
予備の仕掛けは1つだけで、こちらは3号でしっかりとしている。細い仕掛けに比べるとちょっと餌の落ち方が不自然な感じは有る。付け替えて向かい側を折り返して落とし始める。最後までアタリ無し。

三中は、中央付近を狙った。軽いアタリ。2度目のアタリで掛けた。左右への突込みを2〜3回繰り返してキビレが浮いた。とりあえず1匹確保。やっとの思い。(笑)。・・・後は続かず。

5月中旬。微妙な時期。この時期、西側は魚が薄いと自分は思い込んでいる。でもこれだけアタリが無ければどうしようもない。尾奈北よりブロックの端を試す。アタリ無し。

潮はまだ、上げている様だが3時間ほど経っている。可能性の高いのは東急だろう。蟹でもう一度トライすることにした。

東急へ戻り、北側の一番端寄りの辺りへ。
居れば当たるはずの釣りのつもりだが、気配は無い。アタリがいっぱいでパカパカ釣れる時は、幼稚園児並みの心と頭になっているが、これだけアタリがないと修行僧並みである。「この世に不変の真理など無い」等と言い聞かせて我慢の釣り。・・・でちょっと我慢して終了。釣り終了。(笑)

マリーナ帰着寸前のリステル横で様子見。キビレは居そうな時期だと思う。濁っていれば釣れる。
そこそこの濁り。隣の列。3投目くらいで掛かって手前に走った。バキッ!と良い音がした。すかさず折れた竿の先端側を掴んで持ち上げる。先っちょだけになった竿がクイクイ曲がる。笑っている場合じゃなかった。いつものように道糸キープで手釣り状態。竿は折れても魚は釣れる。延べ竿じゃないから・・・。自分の得意のパターン(これで三度目)。
キビレ37cmをゲット。これで本日の釣り終了。

竿を折るキビレはすごい奴と畏敬の念を持つ。竿はしょうがないと思う。仕掛け細けりゃ、仕掛けが切れる。仕掛け太けりゃ、竿折れる。これは不変の真理だろう。(笑)