2010年6月

6月5日

クロ 34cn 28cm

今年初のクロダイ

5月の後半は、記事にしていなかったが、夕方1回、そして朝に1回出ている。どちらの釣果もキビレの30cm台であった。この2回の釣りは、昨年こさえた改造延べ竿のテストで、餌は蟹と青じゃ虫であった。

改造竿は、大型キビレを想定した竿である。磯竿3号のガイドを取り外し、先端をソリッドの少し柔らかめの穂先に変えている。長さは5.3mで普段使っているものより1m短いのだが、重い。長時間の使用は無理かな。

掛けると、適度に柔らかい感じで曲るが、魚を浮かす腰は持っている。柔・剛・重(10・5・10?・・・笑)である。
長さは少し物足りない、蟹を齧る感触が伝わるほどの感度もないが、終盤のパワーキビレとの勝負ならこれでも良いかと思っている。・・・がまだ40オーバーを掛けていないので、評価は先送り。青じゃ虫も思ったほどのアタリが出なかったが、これもまだ評価はもう少し試してからでないと出せないでしょう。マリーナの中では、実績を出しておられる方もみえます。

本日の釣り。

朝一番は、改造竿に蟹餌で、浅場のキビレ狙い。風が無く外ラインをオールで不器用に漕ぎながら落としてみた。ハズレが一つと餌を食われてしまったのが一つ。アタリは遠慮気味なアタリ方。「遠慮なく食っていいよ・・・鉤と糸がついているけど」・・・結局遠慮されました。

食材のクロが欲しい。しかし、東急は混んでいるだろう。プラザ前に。タイ竿に変えて、今年初のカラス貝。欲しかったサイズを1枚づつ釣って、したり顔・・・?

しかし、アタリは少ない。誰かがいそうな東急へ・・・挨拶回りに行ったが会えなかった。風も出始めた感じ。東急は比較的空いていたので、2列試すがアタリ無し。

風が強くなったので、タイ竿に蟹を付けて浅場の底狙いでキビレ釣り。やっぱりアタリは遠慮気味。「キビレらしくギューンと喰って、タァーと走って、プチンとラインを切らんかい!」と思うが、コツ、モソ、で終わり。今日は粘ってみたが釣れず仕舞い。皆さんは、クロを狙って大きなキビレをおまけで釣っている様子。う〜ん。何か違う。(笑)
6月13日

クロ 42cm〜32cm キビレ 43cm 40cm

迷わない釣り

ぼちぼち、入梅との天気予報。好天の土曜日と雨予報の日曜日。迷わず土曜日にほかのスケジュールを当て、日曜日は小雨なら・・・の出撃予定を組む。
何たる体たらく。(^_^;

土曜日の夜に、MARUさんのHPで今日の猪鼻情報をチェックする。猪鼻はクロが好調の様子。ゴムボ軍団の釣果も素晴らしい。尾奈か・・・。幸いなことに日曜日の天気は午前中は曇りで風もなさそう。

日曜日、朝6時に船を出す。曇り空。風は思ったより有る。いつもなら釣りをするだけの状態まで準備して出かけるのだが、まずは船を出して尾奈へ向かった。空いている。今は日曜日の方が釣り人が少ないのかも知れない。

見当を付けた辺りで船を止め、釣竿を取り出し準備を始めた。改造の超硬調竿に伸びの有る3号ナイロンを取り付けたリールをセットする。でかめの鉤に、結構大きいカラス貝を付けて1投する。う〜ん、なんとなく雰囲気が違う。杭が新しいのである。カラスが付着してなさそうな場所なのだ。釣れない雰囲気が漂っている。(笑)

迷わず北へ移動。鵺代の南になる場所だろう。お試しポイントへ入る。

3mの深さまで入れてアタリが無ければ次へ。テンポの早い釣だ。水に入っていくラインの速度が変った。軽く聞くとギューンと持っていった。左右に逃げながら引き込むが超硬調の固さに負けて走りきれないでいる。水面近くでの力合戦となる。伸びの良いナイロン道糸を使うとリールから5mくらいの長さをクッションとして使え、外れも少なくなる。風で船が動いていくものの短時間で釣り上げた。40cmありそうなクロだった。

一つ飛ばして隣へ移動。3m落とした底の方で引き込んだ。これも良い引きをした。これも短時間勝負で取り込み。大き目のキビレであった。どうやら力勝負で勝っている様子。 

一つ飛ばして隣へ。一列二つのアタリで一匹掛ける感じのペース。一つヤラレで後は釣り上げた。

お土産に欲しかったクロの30cmクラスを2匹釣って8:00
今日はいつに無く、上手に釣って早仕舞い。
6月20日

キビレ 39cm〜34cm クロ 34cm〜32cm

朝靄の猪鼻

天気予報は微妙にて、おお外れ(笑)。この時期はしょうが無いでしょう。参考にはなりました。

レークサイドウェイから見えた猪鼻は靄に包まれていた。
あまり記憶に無い風景だ。幻想的。

6時過ぎ船を出す。空は青空を分厚い雲が遮断したような完璧な曇り空。靄が全体にかかって、景色はぼんやりと見えるものの無彩色の空間。見慣れた猪鼻の見慣れない景色。

水面に出ると岸側の景色はほとんど見えない。飛び出たような高さの有るプラザホテルの上の方だけがはっきりと見えている。ゆっくりとしたスピードでプラザホテルを目印に進めた。

入りたかったポイントはすでに他船が入っていた。ではともう少し北へ進めたが、ここも・・・。では適当に・・・。
カラス貝を付けて浅い位置から中間層狙いの釣り。アタリが頻繁に有る。立て続けに5つくらいのアタリを掛けられずにため息。ちょっと気分転換でカラス貝を小さめのものに変えもう一度、気を入れ直してゆっくりと丁寧に・・・。
中間で糸ふけ・・・。ちょっと横へ動いたので合わせたら引き込んだ。浮いてきたのはキビレ。引きを楽しませてもらって今日の1匹目を取り込んだ。

今日は風も無く、暑くも無く絶好の釣り日よりだろう。

ノーシンカーでカラスの大きさを変え試してみた。やはりアタリの出方も掛り方も変るようだ。今更ながら実感。でもそれ以上にいろいろなパターンのアタリを確かめることが出来た日で有った。

2年前のこの時期、人並みにクロの数釣りを目指してみたが、釣れれば自慢、釣れなければ愚痴みたいな記事になりがちで、HPを閉鎖したくなってしまった事がありました。それからは、意識的に数釣りからは外れ、この時期の釣りは、人のいないところでのんびりとを実践しています。そして自分の楽しさを見失わないように。

今日も5匹釣って終了。様子見の帰りの三中も良い感じだった。キビレを1匹追加で大漁です。(笑)
6月26日

キビレ 42cm 40cm 38cm

ちょっと変化模様の猪鼻

土曜日の朝である。雨模様。しかし天気予報の降水量は0である。短時間と決め込んで出発。

6時前の出発。雨はぱらついている程度。雨支度をする。船にはポンチョとレインスーツを置いてある。レインスーツとは名ばかりの薄手のものである。軽い。欠点は雨が激しいと水が染込んで来る。まぁ今日位なら大丈夫かな・・・。長靴はうっとうしいので裸足にサンダルと・・・。

猪鼻のカラスはやられたらしい。どこまでかは分からないが船の係留ロープに付いていた、これから大きくなりそうなカラスも半分くらいは口が開いていた。

キビレを釣りに西側奥へ。雨は降ったり止んだりだが、それに合わせて風も吹いたり止まったり。予想より雨は強くなった。気楽な取り扱いが出来る延べ竿で釣りをする。餌も蟹にして底で勝負のつもりでいたが、落ちていく途中でコツンと来た、ちょっと待つとスーとゆっくり入っていったので合わせた。竿はいい感じで曲がる。けれど強引に引っ張ると浮いてくる。無理をしても折れそうな感じがしないところが良い感じだ。結局、3匹とも中間層で掛けてキビレばかり。クロしか掛らなかった去年とは、少し違う感じ。


8時少し前、結構濡れてしまったが、3号改造延べ竿で、良型キビレ3匹を釣り上げて満足気な釣行を終了した。