2012年8月

8月4日

クロ 3匹 キビレ 1匹

2本の延べ竿

8月に入りキビレを狙うつもりで釣りに出た。

いくつかの準備をした。

5.3Mの3号磯竿の改造竿と6.3Mの鯉竿。共に延べ竿である。

竿元の内径にあわせた長さ5cmの銅の錘を竿尻に嵌め込んだ。全体の重量とバランス位置は良さそうである。

鉤は6号でハリスは3号。餌は蟹。

まずは竿の様子を見る為、東急の深場へ。6.3Mの鯉竿からスタートしたが最初に釣り上げたクロは竿でコントロール出来た。曲がり方は柔らかい感じがするが、超硬調竿と変わらないくらいの強さを持っている。

5.3Mの改造磯竿に変え、こちらも様子を見る。ガイド類は全て取り外し穂先は1番を真ん中辺りで切断してソリッドの渓流穂先を付けている。キビレ、クロと釣って見て、鯉竿より柔軟に曲がる感じが有る。40cm以上が来ても竿先を持っていかれることはなさそうな感じ。状況で使い分けを・・・と言うことになりそう。

東急の浅場に入ってアタリ。掛けた感じは大きくなさそうと思った。ふとテンションが抜けた感じ。竿を見ると一番の真ん中アタリで直角に曲がっている。折れた所は糸で繋がっているがそのまま落ちていくので慌てて掴んだ。魚は外れたようだ。一瞬・・・理解できず・・・少しぼけていたがソリッドの穂先を繋いだところから折れ、繋ぎ目を補強で巻いていた糸がほどけてまだ繋がっていたのを理解した。

なんと言いましょうかね〜。(苦笑い)

その後、鯉竿に変更して浅場、各所を回るがアタリは無し。
東急深場に戻りクロ追加。固い竿特有のハズレ3連発でガックリ。
おまけに風が強くなりそれで終了。

普通に釣れそうなのは東急だけと思ったが、他の釣り人の情報では西側の方が釣れたと言う人も。・・・どちらも明日の花火で状況は変化するような気がしますが・・・。

キビレ狙いは課題が多い状況です。
8月12日

クロ 5匹 キビレ3匹

夏休み

思ったより風が無かった。スタートは三中から。大きいアタリは無かったものの、蟹でコンスタントにアタリが出た。三中はキビレが多い感じ。

プラザ前に移動。陸側を流してクロ3匹。
濁りが出ていて今日はどこもアタリが多そう。

竿は固め、ラインは太め、ハリス短め、錘は大きめ・・・。
どこかのラーメン店の注文のようであるが一応、キビレを意識しての準備と釣り方。・・・でも結果を見るとやはりクロの方が多い。
結局はどこに居るかですね。(笑)

今日は暑かった。少し風が出だして楽になったが昼までの釣りは無理だった。まだまだ釣れそうな雰囲気はあったが無理はしないで・・・の終了。夏休みは始まったばかり。
8月13日

クロ 4匹 キビレ 6匹

夏休み その2

早朝はほぼ無風状態。西側陸ラインをたどっての釣り。思った以上のアタリが出た。浅場のせいもあって、ほぼ底でジワッと重みが乗る感じのアタリ。まれに齧るのが分かるようなアタリ。途中で引き込むアタリもあった。ほぼキビレのアタリ。

曇り空だが、空の1/4程度が低く黒い澱んだ様な雲だ。不安定と言う天気予報・・・。

不安定な空とは対照的にハズレもヤラレもほとんどなく順調に釣り上げて行った。9時前に10匹目を釣ってとりあえず終了。マリーナに戻り後半戦ができる様に片付けを済ましたところでポツリと雨が来た。今日はそのまま終了と決めた。

帰りに気賀辺りまで来ると早朝静かだった水面には三角波が立っている。強い風が吹き出した様子。

今日は久しぶりにキビレがクロより多い釣果となった。猪鼻は濁りも有り、釣れる状況です。後は天候次第でしょうか。
8月15日

クロ 4匹 キビレ 1匹

夏休み その3

3日続けての不安定な天気。早朝から昼前にかけては風が無く、雨はぱらつく程度の曇り予報。

風が無ければ少しの雨は、暑いよりましと出かけた。

少し遅めのスタートだったが、船は少ない。リステル横でクロ2枚。アタリは有るが掛りが悪い。多分クロの小さいやつが多いからだと思う。途中で雨が来たり、太陽が出て一瞬は真夏の青空。暑い!と思ってポンチョを脱ぐとまた雨・・・。

尾奈に移動する頃から風が出だした。結構な強さ。東から西に向かって並んだ3本のバラ杭を狙おうとしたが、並びに対して45度の東南東の風。エレキでコントロールは出来そうも無い強さだった。陸地側の1本だけを狙って風上から斜めに流されながらかすめて一投。・・・アタリ!良型キビレ。

尾奈中央で小型クロを掛けたあたりで、強い雨が降りだした。
釣りにはならず終了。突風、土砂降りの中をマリーナに戻る。遠くない距離だが下着までずぶ濡れ。

片付けを始めてしばらく経つと曇り空の穏やかな天気に戻った。
3時間程度の釣りで3日間分くらいの天気の変化。多分様子見での釣りは可能なのだろうがもう充分。家に戻って風呂に入りたくなった釣りを終了。それなりに楽しめた?釣り。
8月16日

クロ 7匹 キビレ 3匹

夏休み その4

早朝はどんよりと曇り空。やや遅めのスタートだが今日は船が少なかった。

リステル横でのんびりとした釣りを楽しんだ。本日の1匹目はキビレ。もうそろそろキビレが主役と思ったが、後はクロばかりが続いた。クロは小型が多くなったが、餌は岩ガニを使っているので極端に小さいものは掛らない。虫餌と小さい鉤を使えば小型の数釣りが楽しめそう。でも餌取りは多そうですね。
しかし、そう言いながらも良型がまだ残っている。

いつものように西ラインを流して行ったがアタリは少なくなったと思う。ここに居そうと思える場所は見つけられなかった。

人気の三中も船が帰った頃と出かけていくともう誰も居なかった。良型と小型のクロを各1匹。

西に戻り、最後はキビレの元気なアタリ。大きめキビレが来て終了。
(キビレ 44cm 1.28kg)
8月17日

キビレ 1匹 クロ 1匹

夏休み その5

昨日の釣りでキビレの活発なアタリを感じた。いよいよ落ち前の荒食いかとも思う。

竿は3号磯竿の改造竿。ラインを短くして、掛ったら強引な力勝負の釣り。仕掛けはごついし蟹はでかいしアタリは激減となる予定。最近の釣から考えると、こんなので喰い付くのかな・・・と疑問も。

念のため、リステルで沖ラインを試してみた。底の方でアタリが出て35cmクラスのクロが釣れた。これでいけると感じた。

昨日の場所は満潮時のせいかまったく駄目。気配が無い。

三中へ。外ラインでアタリは出るが掛けられない。釣り仲間の石原さんが来ていて声をかけて貰った。長い柔らかめの竿で上手な釣りをしている。石原さんの釣りを見ると、今日の自分の釣りはザリガニ釣みたいな感じかなとふと思った。(笑)

浅場の底で遠慮がちに引きずるアタリ。合わせを入れると走った。あっ、大きめだなと思った。タモに入れて引き上げる時、今年一番の大きさかな?

長さは多分、昨日と同じ44cmくらいで重量は1.42kgまだ卵は大きくなっていません。今日はこれ1匹でした
8月18日

キビレ 1匹

夏休み その6(最終)

そろそろ仕事に復帰。土日は釣り疲れを取って・・・と思っていたが予想に反して昼頃から激しい雨。潮の引いた夕まずめの雨が上がった静かな猪鼻を想像した・・・。

電話で三ケ日の天気の様子を聞いたりしていたが、出て行かなければ始まらない。

昨日、3号改造磯竿は杭に掛けて道糸を外そうとして折れた。先日繋ぎ直した場所の10cm下位で折れた。今年はこの竿でキビレをと決めていたので即日修理。1番は継ぎ目無しのソリッドの穂先となった。直しておいて良かった。

小雨のぱらつく16:00過ぎ船を出す。蟹もでかいのばかりしか残っていないから、くれば大きいサイズ。

狙いの浅場でアタリ。狭い杭間をコントロールして釣り上げた。

出口の端杭でアタリ。底に着いた蟹がゆっくり引き込まれていく。わずかな時間の中・・・それでもタイミングが図れる。竿先がゆっくりお辞儀をしたところで思いっきり合わせたら、ボクッと鈍い感じで竿が根元付近で折れた。鉤まで残っていたが魚は居なかった。

そう言えば、昨日も腰の無い、ボクッという感じで折れた。

今思うと、この釣りは無謀にも大型キビレ釣りから入った。最初に指導してくれた人が、新品の磯竿からガイドやリールシートを外し、先端に渓流穂先を付けて製作してくれたキビレ専用竿である。その後、竿元が不注意で折れ他の竿の物と交換。何回か修理もして使って来たのでバランスの悪くなった所から折れたのだろう。けれど、本当の原因は経時変化(老朽化)。簡単に言うと年取ってくたびれた。もう10年か。

修理のしようが無いので、廃棄物となるがキビレ竿として作られ最後はキビレにやられた。最近この竿の良さを再認識したばかりだったので、道具では有るが感謝したい。

今日のキビレは42cm1.26kg。来週までに良さを引き継いだ竿を準備したい。