2012年9月

9月1日

キビレ 2匹 クロ 1匹

キビレ竿選び

6月と7月は猪鼻湖の魚影の濃さに恵まれた釣りを楽しめたがその最中でも感じていたことが有った。今使っている竿と仕掛けでは45cmオーバーサイズは上げられない・・・。

8月に入って延べ竿を選択したが、選んだ竿は寿命全うで短い付き合いだった。・・・と言うことで替わりにかなり以前手に入れていた磯竿3号でシーズンオフに延べ竿に改造していたダイワの5.3mの竿を選んだ。今まで使っていなかったのは重い!からである。持ち重り感を解消する為に、重さ120g(径21mmで長さ40mm)の銅の錘を竿尻に入れた。半日位なら行けそうである。

先週の土曜日に釣りに出た。この竿で30cm台のクロ3匹。大き目が来ると3号ハリスが切れるくらい竿が強い。

昨日夕方、仕掛けを変えて再トライ。風の中、浅場では活発なアタリ。4つ掛けて全部ヤラレ。杭に擦られないものもハリス切れ。道糸を長くしないと無理のようだ。

予備に持っていった6.3mの鯉竿に変えて38cmクロを1匹。
もっと固い感じを持っていたが全体でキレイに曲がって魚をコントロールできた。実際に掛けて見ないと分からないものである。

竿はこれに決めた。

鯉竿用の仕掛けを作って今日の釣りになった。
昨日と違い、アタリが少ない。

3列やって、アタリ1つくらい。クロが少なくなったのは間違いなさそう。旧竹薮前でいきなりギュンと引き込んだ。プツンと切れず耐えた。結構深さと広さの有る杭間で何回か突っ込みをしたがどうやらタモに納めた。44cm、体高の有る良い魚体だったが肥えてはいない。1.5kgはなさそう。撮影後リリース。

釣り船無し、アタリ無し・・・ついでに金も無し。
有るのは、風と片づけ中にどっと来た雨くらい・・・。
9月8日

クロ 2匹

夕暮れ 一刻


前夜いつものように天気予報を見ながら明日の釣りのことを考えていた。夕方の方がアタリが活発なのかも・・・。そう言えば猪鼻で出会った、この釣り何十年のベテランタイ釣り師に「キビレを狙っている。」と話したことが有って、淡々とした調子で「キビレなら夕方かもしれませんね。」と話してもらったことを思い出した。

そんな時、携帯が鳴って仕事の話。午前中の対応となって釣りは自動的に午後に。

翌日、午後一番に船を出したが風が強くて思うような釣りが出来ず、すぐ終了して夕方を待つことに。

16:00少し前、風は少し弱くなったが治まる気配なし。船を出す。

尾奈の辺りを探るが気配なし。南風に流されながら旧竹薮前の陸側を飛び飛びで落として行ってクロが2匹。サイズは大きい方が30cm位。 

その後、三中の浅場のバラ杭で一発掛けたがそのまま杭にも掛けたようで魚の気配が有るまま切れた。

最後の東急浅場も小さいかな?と思われるアタリが一つ有っただけ。

プラザホテルの背景に見える山の右よりの頂上付近に落ちる夕日を見ながら帰る。影のような色の山並みと直視出来ない程の明るさを残した太陽のわずかな隙間に細いグレーの雲がサンドイッチ。思わず「アハッ」。こんな変った夕暮れ風景も猪鼻釣りの一興。
9月9日

クロ 2匹

朝 一刻

昨日風で思うような釣りにならなかったので、早朝のみもう一度キビレ狙いの釣りをすることにした。

6時出発。尾奈の中間辺りの陸側からスタート。風は微風。エレキで船位置をキープ出来る良いコンディションだ。太仕掛けだが蟹は小さいのしか残ってなくチンタでも喰ってくるだろう。

しかしアタリが無い。船も一艘も居ない。昨日釣った旧竹薮前辺りのバラ杭に入る。バラ杭は全部で10本位有るだろうか、居ればアタリが出る所だが気配なし。最後の方でグイと力強く引き込んだ。昨日より少し大きいクロ。また陸側ラインに戻って丁寧に落としていく。クロ1匹を掛ける。竿と仕掛けのバランスは良さそうで掛った後のやり取りが今までに無く優雅。(笑)

プラザ前に入って陸側を南端から良い感じで落として行ったが止まるようなアタリでの齧られ一つのみ。こりゃ西側は駄目だと思った。

三中にはいって、中央部の流しも気配なし。浅場バラ杭も少しやってみるが気配なし。見切り終了。

東急浅場3列やって蟹の取られが一つ。西側スタートの約2時間の釣りでアタリが4つ。自分の釣り方ではどうにもなりませんでした。

○余談

江戸時代では夜明け時と日暮れ時を基準に1日を昼間と夜間に2分しそれぞれをまた6等分し、1日を12の刻としていたようです。当然夜明け、日暮れの時間も日々変化しますので時節によっても各刻の長さや始まる時間が変化するとの事。
6時頃夜明け、18時頃日没の今の時期なら一刻は2時間。
季節で変る一刻を身体が覚えていたのでしょうね。

なんともおおらか。

9月23日

クロ 4匹

キビレ終盤


週末は若干仕事疲れ気味。土曜日の早起きはやめた。
年やからね〜無理せずに。

それでも朝起きると疲れは取れた感じ。風はなさそうで若干曇り。気温も高くなさそうな釣り日和。ゆっくり朝ごはんを食べて出かけた。猪鼻の出発は9:00頃。餌は蟹が無くてストローで開始。

尾奈で釣りを始めると3投目くらいで後ろから来た船に声をかけられた。Fさんだった。最初に「エサ有るか?」で思わず「いや有りません」と。タイミング良く万能サイズの蟹を沢山頂きました。感謝です!

Fさんは今年4桁行ったかもうすぐか・・・までの名人。今日は竿も見せてもらった。

プラザ前に入って大物を数釣る(キビレハンターとしても有名な)大竹さん、宮城さんともお久しぶりに話をさせて貰いました。

三中へ回ってクロ1匹。予報通り風が少し出して11:00終了
今日は、夕方狙い。釣りかけのままの状態の船を置いて豊川まで出て休憩。食事、コーヒー、時間つぶしの漫画喫茶。

3時過ぎ大型キビレ1個のアタリを狙って再度出発。竿も仕掛けもここのところの釣りでその為に選んで調整してきたつもり。
予報では治まる予定の風はあまり変っていないようだ。
西側でポイントを絞っての釣り。2時間くらいでクロ3匹。残念ながらキビレのアタリは無かった。

係留場所でお隣さんから釣日記を読んでいると言われて、ちょっと恥ずかしかったがまた知り合いが増えていくのかなと・・・。キビレを追っかけて知人が増えていく?(笑)